100人に100万円

ZOZO前澤社長のツイートにリツイートした人のうち100人に100万円がプレゼントされる。

このニュースを知った時は、前澤社長のツイッターのフォロワーが75万人からいっきに120万人に増えたと騒いでいたのが、すでに300万人を超えたとのこと。

現時点で考えると100万円を手にするのは300万人に100人、つまり3万人に1人（0.003％）の確率である。

ジャンボ宝くじの3等が同じ100万円で、これは10万人に1人（0.001％）の確率らしいので、宝くじよりも3倍は当たりやすい。

そもそも3万人に1人（0.003％）という確率が、実感しにくい。

夜空の星でいえば、コンディションがよくても肉眼で観測できるのは5,000個ほどらしいので、一晩の夜空では全く足らず、一週間分の夜空の星の数でようやく1人当たるくらい。

東京ドーム、甲子園球場の収容人数はそれぞれ55,000人、47,508人ということなので、それぞれから1～2人当たるくらいのイメージになるだろう。

依然として実感しにくいが、実感するしないにかかわらず、300万人の頭上に1億円が舞う。

その300万人の中には小学生なんかもいたりするだろう。

ばら撒く張本人の前澤社長は、屈託なくて悪気がない。

どんなことにも光と影があるし、影を気にしていたらなにもできないから、これはこれで面白がっていればいいと思う。

1人が300万人にばら撒くと1億円といえども一夜の夢のように消えていくが、逆にいえば300万人が1人当たりわずか33円だせば、すぐに1億円程度集まるということでもある。

あらためて、前澤社長は瞬間的にせよ、とてつもない数のフォロワーを得たのだなと思う。