フィボナッチ数列
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144…
このような数列をフィボナッチ数列というらしい。
前2項の和が次項となるという規則性をもっている。
つまり1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8…
おもしろいのはこの規則性が自然界に多くみられるということ。
ひまわりの種、パイナップル、まつぼっくり、ロマネスクなど螺旋を描いているものの多くが、この規則性に従って並んでいるようだ。
加えて、隣りあう数の比は黄金比と呼ばれる比率に収斂されていくという。
2:3(=1:1.5)、3:5(=1:1.6666)、5:8(=1:1.6)、8:13(=1:1.625)、13:21(1:1.6153)…というように黄金比1:1.618に近づいていくのだ。
黄金比は歴史的建造物など、建築、芸術の世界に多くみられる。
なぜこんな話をしているのかというと、ようやく弊事務所に照明を設置したのだが、その照明のデザインが、このフィボナッチ数列に従ってデザインされたものであるということだからだ。
たしかに破綻のない美しさがあるように思う。
ただし、真下からみると、ロマネスクっぽくて少々グロい。
これまであまり黄金比というものを意識したことはなかったが、何らかの判断基準になることもあるかもしれないので、今後頭の片隅においておこうと思う。
美しいものは正解である可能性が高いように思うからだ。
パテラ 450 | ルイスポールセン
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