メシドリル #10 │ 来夏世
7月下旬、石垣島に二泊三日。
沖縄県石垣市にある「来夏世(くなつゆ)」に行ってまいりました。
昔、はじめて沖縄そばを食べた時、どん兵衛のようだと感じた。
そんな印象だった沖縄そばも、場所が違えば呼び名や味わいが違う。
ここ石垣島では、「八重山そば」と呼ばれている。
麺は細く、断面が丸い。
そして具の豚肉は細かく刻まれているのが特徴である。
大した差ではないようだが、沖縄そばとは明らかに違っていて、しかも滞在中に八重山そばを三回ほど食べたが、それぞれで味わいが違っていた。
タクシーで店の前に到着すると、なかなか風情のある門構え。
古民家風の店内は、開けっ放しでエアコンも効いてないが、自然に流れ込む風が心地いい。
メニューは、八重山そば(大、中、小)かセット(そば中にじゅーしー又は赤米付)だけのシンプルさ。
ここの八重山そばは、つゆが透明に澄んでいて、とても落ち着く味であった。
とにかく、この透明なつゆがよい。
その味わいに癒されつつも、食べすすむにつれて自然の風だけでは体温上昇に追い付かず、最後は汗だくに。
石垣島にては、これも一興だろう。
美味しいお食事、ごちそうさまでした。
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