COVID-19
コロナウィルスの国内感染者が日に日に増えている。
イタリアでは死者が約1万3,000人に達したという。
イタリアの人口は日本の約半分であるから、日本で同程度の水準(対人口比)になった場合は2万6,000人の死者がでることになる。
これは東日本大震災での死者・行方不明者の1万8,428人を超える。
イタリアの感染ピークはまだ先と予想されているので、今後もさらに被害が拡大するだろう。
窓を眺めると、日が差し込んで穏やかとしか言いようがないが、東日本大震災を超える災害が目前まで迫っているのかもしれない。
医療機関のキャパを超えるようなオーバーシュートが発生した場合、医療関係者は命の選択を迫られることになる。
限られた医療機器、ベッドをどの患者に使うのか。
行き場を失う患者は、自分であるかもしれないし、気づかずにうつしてしまった誰かかもしれない。
国外ではすでに現実のものとなっている。
国内でのオーバーシュートが回避できることを願うばかりである。
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