消費税の予定納税額(改正後)
税率改正に伴い、予定納税額の計算方法にも一部変更がある。
計算方法は次のとおりであり、基本構造は従来と変わらない。
①消費税の予定納税額
前期年税額×6/12(又は3/12、又は1/12)
②地方消費税の予定納税額
①×22/78
【計算例】
①消費税の予定納税額
500,000(仮)÷12=41,666.666 → 41,666(円未満切捨て)
41,666×6=249,996 → 249,900(100円未満切捨て)
②地方消費税の予定納税額
249,900×22/78=70,484.615 → 70,400(100円未満切捨て)
唯一の変更点は、税率が8%(国税6.3%、地方税1.7%)から10%(国税7.8%、地方税2.2%)に変わったことにより、下線部分が17/63から22/78になったことである。
年税額の計算において旧税率や軽減税率での取引がどれだけ含まれていようが新税率ベースで上記のように計算すればよい。
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