100万円と贈与税
「100人に100万円」に対して、最終的に550万件を超えるリツイートがあったらしい。
日本の総人口がおよそ1億2,000万人だから総人口の約5%が反応したことになる。
前澤社長のツイートが1月5日で締め切りが1月7日だったのでほんの2、3日のことである。
翌1月8日には当選者あてに知らせがあったということだから、驚くべきスピード感だ。
今回、前澤社長からもらう100万円は贈与税の対象になる。(私見)
ただし、贈与税には年間110万円の非課税枠があるので、2019年中に他に贈与がないなら贈与税はかからない。
もし他に10万円を超える贈与があるなら、あわせると非課税枠を超えてしまうので、超える金額に贈与税がかかる。
該当する方は、2020年2月1日から3月16日までに贈与税の確定申告と納税が必要となる。
一方の前澤社長は、1億円ばら撒くためにおよそ2億2,000万円かかっている。
どういうことかというと、2億2,000万円の個人収入(給与、配当など)があると、ザックリ55%の税金(所得税・住民税)がかかり、この税金を払って残るのが1億円なのである。
この1億円をばら撒いたのでそういうことになるだろう。
ちなみに、ZOZOの有価証券報告書によれば、前澤社長の役員報酬は1億円未満だが、前澤社長はZOZO株を1億1,822株(2018年3月時点)保有しているため、1株当たりの年間配当が29円(2018年実績)であったことからすると34億円の配当を得ていることがわかる。
無双状態になるのもわからなくはない金額である。
そういえば、リツイートは550万件に達したので当選するのは550万人に100人、つまり55,000人に1人の確率で、これはちょうどイベントモードになってフィールドまで埋め尽くされた東京ドーム(収容人数55,000人)から1人というのと同じということになった。
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