CPA
会計業界でCPAといえば、Certified Public Accountantの略であり、公認会計士の意味である。
正確には、CPAとは米国各州が認定する公認会計士資格の名称であり、これにならって日本でもCPAという用語が使われている。
ただ、業界用語であり、肩書として名乗っても一般的には通じにくいため、CPAと名乗ることはほとんどなく、英語表記するときに使う程度の使われ方しかしない。
ちなみに弊事務所のロゴもCPAという用語を使っている。
さて、ここからが本題なのだが、先日、医師である友人Aに久しぶりに会った時に私の名刺を渡したときのこと。
Aは、私が渡した名刺を見て「CPAってどういう意味?」と聞いてきた。
これは普段からよく聞かれる質問なので、冒頭のとおりに説明した。
普通はここで次の話題に移るのであるが、さらに「医療用語では、、、」とAが続けた。
「CPAは心肺停止のことやで」
Cardiopulmonary arrestの略でCPAと言うらしい。
ご存知の方も多いかもしれないが、私は初めて聞いたので少々びっくり。
業界が違えば、よろしくなさすぎる意味になるではないか。
「Certified Public(公認)Accountant(会計士)」のつもりが、「Cardiopulmonary(心肺) arrest(停止)」とは笑えないが、笑ってしまった。
とりあえず、医療関係者向けに使うことはやめておこうと思った次第である。
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